肩こり・五十肩

こちらのページには首・肩こりや五十肩で来院された方の症状や鍼灸・整体の内容について掲載しています。
あなたの肩こりにそっくりな症状を見つけてください。

症例30

患者

30代 女性

来院

2017年 3月

症状

元々肩や腰、背中に痛みがあったが、妊娠してから次第に症状が悪化し、右肩と前胸部に激しい痛みがあり、腕を上げる事が出来なくなる。現在妊娠13週目だが、国立病院などで検査をしても原因が見つからず「妊娠による痛みだろう」と医師に言われ、安全な痛み止めをもらうも全く効果がなく、背中や腰も痛みが増し、呼吸もしづらい状態になった。
当院が呼吸に関連する施術を行っているのをホームページで見て、呼吸を整えれば症状は改善するのではないかと思い、来院される。

治療内容と経過

右肩と前胸部の痛みが強く、仰向けに寝る事も、横向きに寝る事も出来ない状態だった為、椅子に座ってもらい、手の緊張を改善される為に肩の開けと肩甲骨の調整を行った所、症状は半減し、仰向けになれるようになる。
仰向けで肩甲骨の凝り取りと膝裏の導引、梨状筋の導引を行うと背中周りの緊張が取れ、呼吸しやすくなる。
次に起き上がってもらい、胸の開きと手指を開ける調整法を行うと右腕が上がるようになり、前胸部や肩の痛みもかなり楽になったのでその日の治療を終了した。
次の週に来院した時には右肩や前胸部の痛みはなくなり、腰や背中の方に痛みがある。
初診と同じように手足の力みを改善させると症状は緩和したので、背中のピンピン姿勢を改善して頂く為に懐のワークを行い、その日の治療は終了。今後も安心して出産に迎えるように定期的に来院して頂く予定である。

使用した整体や調整法など

○整体・調整法 肩甲骨の凝り抜き 膝裏・梨状筋の導引 肩の開き 肩甲骨の調整 胸の開き 上肢促通
○統制法 懐のワーク

考察

妊娠の初期は特に身体の変化も大きく、身体に不調を感じやすいですが、身体の緊張が強いと様々な不調を抱えやすくなります。この患者さんの場合、妊娠する以前から身体の不調を抱えていた為、それが妊娠をきっかけに更にバランスを崩し、寝る事も出来ないような肩の痛みを抱えてしまった事が考えられます。
しかしこちらとしては妊娠していても、してなくても身体の力みを改善させる、呼吸を整えるという事は変わらないので、この患者さんにも特別な事はいっさいやっていませんが、症状は改善しました(お腹を圧迫するような事は行いません)。
当たり前ですが、身体の痛みが酷く、精神的にもイライラしたり、身体に不安がある状態では安心して出産に望む事はできませんし、お腹の子供にも良い影響はありません。
身体の力みを緩和させ、呼吸を整える事で妊婦さんが無事に安心して出産を迎えられるようにサポートする事が出来ると思います。

症例29

患者

30代 女性

来院

2017年2月

症状

5年前から肩こりや首の痛みが酷くなり、疲労が溜まると偏頭痛も出るようになった。
4年前に子供を出産してから症状は酷くなり、身体がフワフワするようなめまいが起こるようになる。1年前に病院で検査を受けるも、首や脳に異常がなく、「自律神経失調症」と診断され薬を処方されるが、下の子供もまだ小さいのであまり飲まないようにしている。
今現在も子供を抱っこしたりすると首や肩に痛みを感じるなど症状の改善が見られず、最近は息を吐きづらい感覚が出るようになった。なんとか良くならないかと思い、当院のホームページを見て来院される。

治療内容

患者さんが治療院に来院した時から見た目でわかる程肩が怒り、力んでいる状態なのが見てとれた。
呼吸の検査を行うと吐く時に息が途切れ途切れになってしまい、ほとんど吐けてない状態だった。
上腹部の緊張も強く、上半身の代償動作も起きていた為、上半身の緊張が呼吸に干渉し、力みの取れない状況になっていると考えられる。まず肩の力みを改善させる為に肩回しと肩の開きを行うと肩は力みは取れ、息も吐きやすくなる。次に足から緊張を改善させ、呼吸の力み癖を修正させる腹部修正プログラムを行った後、再度呼吸の検査を行うと途切れ途切れに吐く感じがなくなり、息を吐きやすくなる。
肩や首の痛みもなくなり、「今までにない程肩の力が抜けてる!」と言われる。
最後に肩甲骨の位置による力みの違いを体感してもらい、腹部修正プログラムを自宅でも実践するように伝え、その日の治療は終了した。

使用した整体や調整法など

○整体・調整法 肩回し 膝裏の導引 魔法のポーズ 腹部修正プログラム
○統制法 肩甲骨の位置による力みの違い 吸気優位・呼気優位による身体の力みの違い

考察

確かに自律神経やストレスによって身体に影響する事もありますが、身体の緊張や力みが少なければ身体に影響する事は少なくなります。この患者さんの場合、一目見ただけで力みが強い事がわかる程身体の緊張が強く、リラックスする感覚を「忘れてしまっている」状態だったので、まずは身体にリラックスする感覚を思い出してもらう必要があります。
治療後には見た目としても、本人の体感としても明らかに肩の力が抜け、背中の自然な丸みも戻りました。
慢性的に腰痛や肩こりを抱えている方のほとんどが息を吐けてないという問題を抱えていますが、心肺機能を高めるのでは
なく、呼吸のエラーを修正する事で息を吐けるようになり、緊張も緩和して症状も改善します。

症例27

患者

30代 男性

来院

2017年1月

症状

両側の腰から肩にかけて常に重く、凝っている感じが取れない状態が何年も前から続いており、手も重い感じが常にある。
花の栽培を営んでいるが、花の状態に気を配っていないといけないので、夕方頃には全身に疲労感を感じ、身体が辛い。
定期的にマッサージの治療を受けてきたが、その場は良くなっても次の日には重さが戻ってしまう。
1月から仕事の方も忙しくなり、今まで以上に働かなければいけないが、このままでは身体を壊してしまうので、なんとかこの状態から脱して疲労感なく仕事が出来るようにならないかと思い、ホームページを見て来院する。

施術内容と経過

○1診目→全身の緊張が強く、一目見るだけでも力んでいる事がわかったので、手足の力みを取る整体を行うと背中の緊張は半減する。
肩の脱力感を思い出してもらう為、肩の開きを行うと肩の力も抜け、腰や背中の張り感も感じなくなる。
最後に姿勢時の力みと脱力出来る位置をお伝えしてその日の治療は終了した。
○2診目→1週間後に来院。この1週間あれだけ感じていた腰から背中の重みを感じなくなり、治療後に症状が戻る事もほとんどなかった。
まだ夕方に身体が疲れる感じがする。治療前に身体の力が抜ける呼吸状態(呼吸のニュートラル)をお伝えし、呼吸の状態によって身体の力が抜ける事を体感してもらう。1診目と同じように手足の力みを取った後、呼吸のニュートラルを保ってもらいながら足を揺らすと背中の力みが取れ、「今までにない程背中の筋肉が柔らなくなった!」と言われる。
最後に呼吸の歪みを整える為にうずくまり呼吸を自宅で実践してもらうにお伝えしてその日の治療を終了した。
○3診目→2週間後に来院。仕事が以前より忙しいが、肩や腰の疲労感をほとんど感じなくなり、夕方になっても疲労感を前より感じない。
「なんだか良くわからないが身体の調子が良い」と言われる。手には少し疲労感を感じる。治療前に深呼吸をしてもらうと吐く時に上腹部が力み、下腹部のスイッチポイントにスイッチが入らず、息が上手く吐けない状態だったので、治療後に腹部の修正プログラムを行うと吐く時の上腹部の力みが取れ、下腹部にスイッチが入り息を吐きやすくなった。立って確認してもらうと手足の力みも取れ、背中も柔らかくなる。
最後に腹部修正プログラムを自宅で実践してもらうようにお伝えしてその日の治療は終了。
今後も体調管理の為に定期的に通って頂く予定である。

主な治療内容

○整体・自己調整法 肩回し 膝裏の導引 梨状筋の導引 肩の開き うずくまり呼吸 腹部修正プログラム
○統制法 姿勢による力みの違い 呼吸のニュートラルでの脱力感と吸気優位での力みの体感 呼気での腹部の動きの違いによる力みの体感

考察

身体が力んでいるのと息が止まる、上がっているのはほとんどイコールの状態です。
身体が過剰に力めば息が止まり、息が止まると身体は力み、バランスも悪くなります。
この患者さんの場合「常に良い姿勢でいなければならない」という考えが強く、力を抜くと言う感覚を「忘れてしまっている」状態でした。
過剰な力みが続くと筋肉は硬くなり、循環も悪くなるので疲れが取れなくなります。
このような方に「力を抜いて」と言うだけでは一生力は抜けないので、整体や自己調整法によって力が抜ける感覚を思い出してもらい、良い姿勢=身体が楽、力が抜ける状態という事をお伝えすると力が抜ける姿勢を頭ではなく、身体で体感してもらう事が出来、実践してもらえました。
それによって1月から仕事の量も増え、忙しいにも関わらず常に重さも感じていた腰から肩の症状がほとんど感じなくなり、仕事の疲労感も楽になる「なんだかわからないが、身体の調子が良い」という状態になりました。
過剰に力んでいる、力を抜く感覚を忘れている人にいくら凝っている筋肉を解しても、力の抜く感覚を忘れているのでまた力みが戻り、症状は平行線になってしまう事が多いです。
筋肉を緩めるのではなく、力を抜く感覚を身体が思い出すと自分で力む事を止めるので筋肉も柔らかくなり、循環も良くなり、疲労を感じず日常生活を送る事が出来るようになります。

症例23

患者

60代 男性

来院

2016年 11月

症状

1週間前から右の首から肩にかけて痛みが出るようになる。
特に運転中にバックする時や横を確認する時に顔を右に向けようとすると首に痛みが走るので、右に向けることが出来ない。整形外科で電気治療を受けたが、痛みは変わらず何とか良くならないかと思い、来院される
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治療内容

右の首の横の部分と肩上部に硬いコリと圧痛があり、右に首を捻ると患部に痛みが出る為、ほとんど顔を右に向ける事が出来ない。背中を確認すると肩甲間部に強く圧痛が出ている部分があったので、そこに関連する手のツボに鍼を刺した所、右に首を捻る事が出来るようになる。まだ首を動かすと痛みと重さがある為、次に首の横の部分と肩上部に関連する手のツボに鍼を刺した所、首の横と肩上部の硬いコリと圧痛が取れ、首を動かしても痛みがなくなったのでその日の治療は終了した。1週間後に来院した時も痛みは再発しておらず、運転中もほとんど首に痛みを感じる事がなくなった為、1診目と同じ治療を行い、2回で治療は終了した。

使用した主なツボ

後渓 鉤笠

考察

首を捻る動作で痛みが出る場合、手からの緊張により背中周りの動きが制限される事で首に痛みが出る場合が多いです。背中に関連するツボに鍼を刺すと左と同じくらいの角度まで捻る事が出来るようになりました。その患者さんはスポーツ指導や仕事で右手を酷使する事が多かったようなので、肩上部に関連する手のツボに鍼を刺すと鍼を刺した瞬間から首の横の部分と肩上部のコリも緩和しました。
以上の事から手からの緊張の波及により首の動きを制限していたと考えられます。患者さんもわかる程に首の動きや肩・首のコリが鍼を刺す前より変わっていたので、効果を実感してもらえました。やはり手→肩→背中(胸郭含む)→首は一つのユニットとして捉えて治療すると症状は早期に改善すると思います。

症例22

患者

30代 女性

来院

2016年 11月

症状

高校生の頃から肩こりを感じており、現在は肩甲骨の内側と肩の上の部分に痛みを感じる。
マッサージチェアなどで肩をマッサージするとその時は気持ちいいが、次の日には悪化している事がある。育児中に子供を事を気にして寝返りを打つ事が出来なかった経験から、子供が大きくなってからも少しの物音で起きてしまい、酷い時は1時間に1回の間隔で起きてしまう程眠りが浅い事がある。
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治療内容

慢性的な肩こりと睡眠が浅いなどの症状があるので、身体全体が陽圧傾向(吸気優位)になって力が抜けない状態であると考え、身体の内部の圧を抜いて息を吐きやすくする事をまず行った。手足からの緊張の波及を解消する為に肩回し・押し引き・魔法のポーズなどを行うと肩甲間部や肩上部が緩んだ。
次に深いリラクゼーション感覚を呼び起こす為に呼吸・整体式リラクゼーションプログラムを行うと肩は更に楽になり、肩の力も抜けたのでその日の治療は終了した。

使用した整体

肩回し 押し引き 坐骨切り 魔法のポーズ 呼吸・整体式リラクゼーションプログラム

考察

身体が陽圧傾向になると力が抜けづらくなりますので、肩こりなどの症状が慢性化してきます。
手足の緊張が強いと身体の内部の圧力が高まり、息も吐きづらくなりますので陽圧傾向になりやすいです。
この患者さんの場合、眠りが浅いなどの症状がありましたので、睡眠の質が落ちている事も陽圧傾向を高める要因になっていると考えられます。
リラクゼーションプログラムを受けた後は肩こりが楽になった以外にも「今までにないくらい力が抜けた」「施術中に意識が遠くに飛んでしまった」と感想を頂き、深いリラクゼーション感覚を体験して頂けたと思います。
息が吐ける事とリラックスする事は相関関係にあります。熊本では地震などの影響で夜眠れなくなる、睡眠が浅くなるなどで悩んでいる人が多いですが、そのような方はストレスで息が上手く吐けなくなり、人間本来持っている深くリラックスするという感覚を身体が忘れてしまっている状態になっています。
身体が忘れてしまっているリラクゼーション感覚を呼び起こす事で睡眠の質も高まり、心身ともに健康に過ごせると思います。

症例20

患者

40代 男性

来院

2016年 10月

症状

今年の2月頃から急に左肩に痛みが出るようになった。
他の整体に通って肩は大分上がるようになったが、肩を回すと肩関節の奥の方に疼くような痛みが走る為、なんとか良くならないかと思いホームページを見て来院。夜寝ていてもズキズキとした痛みが肩に走り、痛みで起きてしまう事がある。
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治療内容

左肩がどの動きで痛みが出るか確認した所、腕を横から上げる動作で痛みが出ていたので、まず頸肩腕の連動性を高める為に胸郭のロック解除と肩回しを行うと横から上げても痛みはなくなるが、肩を回してみると痛みが出る。次に肩の回転軸を検査した所、外旋の動作で痛みが出る為、外旋動作に関連する背中のツボに鍼をした所、肩を回せる範囲は広がるが、まだ肩関節の奥の部分に痛みが走る。次に肩の動きの機転となる首の部分を確認した所、圧痛があった為、そこに関連する足のツボに鍼を刺すと肩を回しても痛みが出なくなった。
最後に先程確認した首の部分に鍼を刺すと痛くない右と同じように肩を回しても痛みが出なくなったのでその日の治療は終了した。

使用した整体とツボ

肩回し 胸郭のロック解除 T7(1) 足太陽 C5(1)

考察

肩の動きを制限しているのは肩関節の問題ではなく、全体的なバランスが崩れ連動性が欠如する事によって肩関節に負担がかかり症状が発症する事が多いです。この患者さんの場合、肩の機転となる首の部分に顕著な圧痛と硬結があった為、肩の奥の部分に痛みが出ていたと考えられますが、その部分の緊張を生み出しているのは足の部分に原因があります。
足のツボに鍼を刺すと首の部分の圧痛と硬結が少なくなり、肩を回しても痛みが出なくなりました。
このように全身のバランスが崩れると肩の連動性が欠如し、症状を発症する場合があります。
痛みが出ている場所を注視するのではなく、なぜその部分に痛みが出たのか全身を観察すると最小限の刺激で最大限の効果が発揮できると思います。

症例18

患者

50代 男性

来院

2016年9月

症状

左肩が5月頃から痛みが出始め、なんとか自分で良くしようと思い、ストレッチや腕立て伏せを行うも徐々に症状は悪化し
最近は全然腕が上がらなくなった。夜寝ていても寝返りをうつと肩に激痛が走り、起きてしまう。
最近は何もしてなくても疼くような痛みがあり、肩を回したりする事も出来なくなった。
なんとか良くならないかと思い、ホームページを見て来院される。
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治療内容

治療する前にどこまで腕が上がるか検査した所、前にも横にも20度ほど腕を上げると左肩後ろの部分が痛く、これ以上上がらない状態だったので鍼治療で
可動域を改善させる事にした。まず肩の圧痛部分に関係する手のツボに針を刺すと腕は痛みはあるが90度まで上がるようになった。
次に肩の運動の縦軸と横軸を調整する為に足と腰のツボに鍼を刺した所、肩は120度くらいまで上がるようになり、痛みも軽減した。
最後に痛みの閾値を下げる為に肩の調整と肩甲骨の位置の調整を行った所、肩の痛みは軽減し、肩を回しても痛みがなくなったのでこの日の治療は終了した。

治療で使用した主なツボと整体

L志室 L崑崙 L曲池 肩の開き 肩甲骨の調整

考察

肩がは無理に動かそうとするとかえって痛みが出て悪化してしまいます。痛い場所に鍼をすると一時的に痛みは取れますが、動きの改善までは中々難しいです。
肩が動かなくなった原因となる場所に鍼を刺すと瞬時に動くようになります。
この患者さんの場合、なんとか肩を動くようにしようと無理にストレッチや運動を行って逆に悪化させてしまいましたが、筋肉は痛みを感じると硬くなり、緊張していきます。
無理に動かそうとするのではなく、全身の状態を観て治療していけば全く腕が上がらないような症状も早期に改善すると思います。

症例12

患者

50代 女性

来院

2016年 8月

症状

仕事と親の介護の疲れから左肩が後ろに回らなくなり、両肩の上から首にかけて常に重く感じていたが、ここ1、2週間で肩の上の部分が痛くなってきたので
なんとか痛みが取れないかと思い、チラシを見て来院される。仕事は立ち仕事で仕事が終わった後は足がムクミ、だるく感じてしまう。
症例12画像

治療内容

患部の肩上部の部分を触ると全体が硬まっており、少し押すと痛みを感じる程緊張している状態だった。
左肩を動かしてもらうと身体の後ろに肩を動かそうとすると左肩の前側に痛みが出て後ろに動かせなかった。
まず立ち仕事で足もむくみやすいという事だったので坐骨切りで足からの緊張を取った所、肩上部の硬結は緩み、圧痛は軽減した。
次に肩甲骨周辺の動きを円滑にする為に肩回しと肩甲骨の凝り取りを行うと更に肩上部が緩む。
最後に手足→体幹への影響を少なくする為に陰性刺激を加えて肩を動かしてもらった所、肩上部の重い痛みはなくなり、左肩も後ろに回せるようになった。
足の重さも取れ、全体的に身体が軽くなったのでその日の治療は終了した。

使用した主な整体

坐骨切り 肩回し 肩甲骨の凝り取り 手足の陰性刺激 肩の開き 外旋エネルギー入れ

考察

肩こりの症状の場合、肩甲骨の動きが悪くなっている事が多いですが、ただ肩甲骨の周りの筋肉を緩めるだけでは不十分です。
なぜなら肩甲骨という骨は手足の緊張やポジションに大きく左右される為、手足からの影響を改善させないと肩甲骨の動きが制限され症状は良くならない、または再発しやすいです。
この患者さんの場合足→肩の治療で強い圧痛はなくなり、肩甲骨の動きも改善されたのでスムーズに肩の調整が行えました。
また手の緊張やポジショニング(体幹からみた位置)が肩甲骨の動きを制限させてしまいますので、手の緊張を取る事、ポジショニングを修正する事も肩凝りの治療では重要なポイントとなります。

症例2

患者

30代 女性

来院

2016年7月

症状

半年前から肩が上の部分が痛く、酷い時は頭痛を伴うような痛みが出ている。
肩は常に重く、仕事終わりに痛みが強くなる。
立ち仕事なので仕事中は腰も痛くなる。
症例2画像

治療内容

肩こりの場合、肩の痛みを引き起こしている手と足の緊張を取る事を考えるが
仕事が立ち仕事なので、足からの影響を考え、坐骨の緊張を取る調整と臀部から呼吸を深くする調整を行った所、
肩上部にあった緊張がとれる。最後に胸郭を整える調整と肩甲骨の調整を行うと今までにない程肩が軽くなったと伝えられました。

治療に使用した整体

肩回し 坐骨切り 魔法のポーズ 肩甲骨の凝りとり

考察

立ち仕事の場合、足の緊張が呼吸を浅くし、肩や背中の筋肉を硬くして肩こりなどの症状を引き起こす事があります。
この場合肩の痛い所だけを緩めるだけでは同じような効果は得られない事が多いです。
人間は2足歩行で生きているので、肩こりなど上の症状が出た場合は下からの緊張が肩に影響する事は間違いないという事を考えると
しっかりとその人の原因を分析して治療していくことが大切だと思います。