腰痛

こちらのページには腰痛で来院された方の症状や鍼灸・整体の治療内容について掲載しています。
あなたの症状にそっくりな症例を見つけてください。

症例32

患者

30代 女性

来院

2017年7月

症状

昨日から腰に強い痛みを感じるようになる。腰に痛みを感じるようになってから両太もも外側にシビレを感じるようになり、両足にだるい感じがする。
椅子から立ち上がる時や歩いている時に腰に痛みが走る。仕事が保育士でしゃがんだり、抱っこしたりする事が多いのでなんとか良くならないかと思い、ネットを見て来院される。

治療内容と経過

右の仙腸関節の部分に強い圧痛があり、手から肩、背中にかけて強い緊張が見られた為、手からの緊張の波及による腰痛だと判断して施術を行う。
まず始めに自分自身が力が入り過ぎている事に気付いてもらう為に肩の開きを行ってもらうと肘や手関節の緊張が取れ、手を動かしてもらうと「手が軽くなった」と力が抜けた感覚を体感してもらった。次に顎周りの緊張が見られたので、耳抜きを行ってもらうと顎から背中周りの緊張も取れ、腰も先程より楽になる。次に手のツボに鍼を刺すと仙腸関節の強い圧痛が取れ、両足のシビレやダルさをなくなったのでその日の施術は終了した。
2日後に来院した時には腰の痛みはほとんどなくなり、足も軽くなったので、初回と同じ内容を行い、肩の開きを自宅でも実践するようにお伝えしてその日の施術は終了した。

使用した主な整体とツボ

肩の開き 耳抜き R曲池 肩稜

考察

腰の痛みは脚からの緊張だけではなく、手からの緊張の波及によって体幹部の圧力の増加によって発症する事が多いです。
この患者さんの場合、頚肩腕部に強い緊張が見られた為、手から緊張を緩和させていく事によって、特に痛みの出ている腰部に鍼を行わなくても症状が改善しました。
痛みの出ている部分は結果であり、必ずしもその部分に原因がある訳ではありません。特に人間の日常生活を考えてみると手や足から緊張が始まっていくのは明白です。
やはり痛みにとらわれるのではなく、全身を観察していく事が大事です。

症例26

患者

30代 女性

来院

2017年1月

症状

去年の年末に家の大掃除をした時から腰の調子が徐々に悪くなり、次第に痛みも強くなった。
朝起きる時や椅子から立ち上がる時に右の臀部に痛みが走る。
2日後から仕事が始まる為、なんとか良くならないかと思い、来院される。

治療内容と経過

患部を確認すると右臀部中央付近に圧痛があった。歩くと患部が痛み、力が抜ける感じがある。
股関節周辺の過緊張による連動性の低下が原因であると考え、股関節抜きや大腰筋の導引、腹部疎通法の5番などを行うと歩いている時も力が入るようになる。
次の日にも来院され、歩いている時の痛みはほとんどよくなったが、まだ朝起きる時や椅子から立ち上がる時に右臀部に痛みがある。
患部に関連する腰のツボに鍼をすると右臀部中央の圧痛がなくなり、椅子から立ち上がるときも痛みがなく、力も左と同じように入るようになる。最後に腰のツボに関連する手のツボに鍼を刺すと更に症状が改善されたので、治療を終了した。

使用した主な整体とツボ

大腰筋の導引 股関節抜き 腹部疎通法の5番 R志室 R腰腿点(2)

考察

力が入らないのは筋肉が過剰に緊張する事で正常な動きが出来なくなる為である。
患部の筋肉が過緊張を起こしている原因は患部にはなく、手足からの緊張の入力によって起こっている場合がほとんどです。過緊張を起こす原因の部分が変わると緊張した筋肉も自然に緩み、力が入るようになります。
このような場合は患部にばかり注目して治療をしても中々症状が改善されないことが多いです。
この患者さんの場合、仕事が保育士なので子供も抱きかかえたりする事が多い為、手からの緊張の入力により右臀部に痛みが発症したと考えられます。
しっかり原因を把握して施術を行うと少ない刺激で身体が変化します。

症例24

患者

30代 女性

来院

2016年 11月

症状

今日の仕事中に上の棚の物を取ろうとした時に腰にピキッとした痛みが走ってから歩くだけでも腰が痛くなった。身体をかがめないと歩く事もままならない状態で座った状態から立ち上がろうとすると腰に痛みが走る。明日も仕事があるのでなんとか仕事に支障がないようにならないかと思い、来院される。
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治療内容

患部を確認すると骨盤から腰の上部まで左右広範囲に痛みがあるが、圧痛や熱感などがある所はなかった。仰向けに寝るのも出来ない状態だったので座った状態で仙腸関節に関連する手のツボに鍼を刺すと痛みが緩和し、仰向けで寝れるようになった。次に身体の緊張を沈静化される為に手足に陰性刺激を加えると腰の引っ張られるような痛みが緩和した。次に下腹部に圧痛のある場所があったので、そこに関連する足のツボに鍼を刺すと下腹部は緩み、寝てる状態から起き上がる時も痛みがほとんどなく起き上がれた。
立って痛みを確認してもらうと痛みは大分緩和し、身体をまっすぐにして歩いても痛みがほとんどなくなったので、その日の治療は終了した。

治療で使用したツボと整体

R後渓 R曲池 R元瑠 手足の陰性刺激

考察

典型的なギックリ腰の症状でしたが、手足の緊張の波及によって腰に負担がかかり、痛みを引き起こしたと考えられます。この患者さんの場合、仕事で手を酷使する事が多かったようなので手のツボに鍼を刺すと痛みが軽減しました。ギックリ腰の場合は下腹部も緊張する場合が多いですが、お腹の緊張が取れないと逆側の腰への負担が増える為、下腹部を足のツボで緩めると腰の痛みは更に緩和し、普通に歩けるまでに回復しました。
この場合どんなに腰の部分を緩めても手足を含む全体的な緊張が取れない限り中々症状が改善しない場合が多いです。寝る事もままならないようなギックリ腰もしっかりと原因にアプローチすれば症状も改善していきます。

症例19

患者

60代 男性

来院

2016年 10月

症状

3日前仕事で草狩り機を使って草取りをしていたら右腰にピキッとした痛みが走った。
それから椅子から起き上がる時などに痛みがあり、歩いていても身体をまっすぐにすると腰に痛みが出るため
少し腰をかがめないと歩けない。
なんとか良くならないかと思い、ホームページを見て来院される。
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治療

来院された時は腰をかがめて歩いて来院され、椅子から立ち上がろうとすると腰に痛みが走る状態だった。
患部を確認した所、右腰と骨盤の境目の部分に圧痛があり、腰を後ろに反ろうとするとその部分に痛みが走る。
腰の後屈の動きに関連する胸椎の部分に強い痛みがあったので、そこに関連する手のツボに鍼を刺して患部を確認すると
圧痛がなくなり、腰を反っても椅子から立ち上がる時も痛みはなくなった。腰をまっすぐにしても痛みがなくなったのでその日の治療は終了した。

治療で使用したツボ

右後渓

考察

腰痛といっても腰自体が悪いわけではなく身体のバランスを崩す事で腰に張力がかかり、痛みが出る場合があります。
手の緊張の入力によって胸椎の動きが悪くなると仙腸関節に負担がかかり、腰痛を発症します。
この患者さんの場合、草狩り機で草狩りをしていた時に痛みが出たという事なので
草狩り機を支えていた右手に過度な負担がかかり、腰痛を発症したと考えられます。
腰は身体の支えとなる部分で手や足の緊張によってバランスが崩れると過度に負担がかかり痛みが出る場合があります。
腰のバランスを崩している原因である場所に鍼を刺すと腰への負担はなくなり、症状も改善されました。
このように原因を探っていくと少ない鍼の本数で素早く症状が改善されます。

症例9

患者

50代 男性

来院

2016年 8月

症状

1週間前から腰に違和感を感じていたが、昨日ベッドから起き上がる際に急に右腰にズンとした痛みが走り、腰が伸びなくなった。
少しでも身体を動かすとズキズキとした痛みが走り、歩くのも精一杯な状態なので
なんとか動けるようにしたいと思い、ホームページを見て来院される。
症例9 画像

治療内容

来院した時には歩くのも精一杯な状態で腰をくの字に曲げないと歩けない状態だった。
少しでも腰を動かすと激痛で顔が歪ませていたので、まずは患部の熱感を確認したが
熱感はなく、炎症性のギックリ腰ではない事がわかった。
患部は右腰のL3の脊柱起立筋から仙腸関節まで圧痛と筋肉の緊張が見られた。
仙腸関節部分にピンポイントに痛みがある部分があったので、座った状態でその部分の関連する肩のツボに鍼をした所、仙腸関節部分の圧痛はなくなり、脊柱起立筋の緊張も取れ、身体を動かせるようになる。
仰向けになってからお腹の緊張を確認すると右下腹部に圧痛がある部分があったので、その部分に関連する手足のツボに鍼をすると
お腹の緊張も取れ圧痛もなくなった。起き上がって腰の痛みを確認してもらうと痛みはほとんどなくなり、腰を伸ばして歩けるようになったのでその日の治療は終了した。

使用した整体とツボ

膝裏の導引 梨状筋の導引 上肢の陰性刺激 右肩稜 右曲池 右上巨虚

考察

急性のギックリ腰では患部をむやみに刺激してしまうとかえって緊張してしまい、痛みが強くなる事があります。
この患者さんは仙腸関節部分に一番の圧痛があったので、この部分の緊張が取れる肩のツボに鍼を刺すと仙腸関節部分の圧痛はなくなり、腰の過度な緊張もなくなりました。
患者さんも最初のくの字に曲がっていた腰が伸び、腰の激しい痛みも緩和していたので驚かれてましたが、しっかりと原因を把握して治療すると少ない刺激で最大限の効果が発揮されます。
こうような結果は痛い所に鍼をしただけでは得られないと思います。

症例8

患者

40代 女性

来院

2016年7月

症状

3日前に台所でお皿を取ろうした所、骨が刺さったような痛みが腰に走った。
その後から前にかがむ時や立ったり、座ったりする時に腰がズキズキ痛むようになった。
整骨院でマッサージや電気治療などを行ったがあまり改善せず、チラシを見て来院。
現在は歩く時は痛くないが、前に腰をかがめり、捻ったりするとズキっとした痛みが走る。

症例8画像

治療内容

ベッドに仰向けで寝る事が出来たので、仰向けで腰の治療を行う。膝裏や梨状筋付近に硬結があったので導引術を行い、身体の緊張を緩和する為に足への陰性刺激を加える。起き上がってもらい、痛みの確認を行うと前にかがめるようになったが、座った状態から立ちあがる瞬間に痛みがある。
問診を行うとかなり仕事で手を酷使しているようだったので、肩の開きで上肢の緊張を取った所、立ち上がる時の腰の痛みがなくなる。
最後に身体に負担の少ない物の取り方をお伝えして、その日の治療は終了した。
次の週に来院した際には、ほとんど腰の痛みがなくなっていた。

使用した整体

膝裏の導引 梨状筋の導引 仙骨の固定と移動 足の陰性刺激 肩の開き

考察

ギックリ腰は腰に問題がある場合は少なく、手足の緊張が体幹に波及して腰の筋肉を緊張させている場合が多いです。
特に上肢は自由度が高いので、手の緊張やポジション(肩や肘の位置)が原因でギックリ腰になる場合が少なくありません。
今回のような立ちあげるだけで強い痛みが出るようなギックリ腰でも原因となる手足の緊張を取ると症状が好転する場合があります。
また、腰を痛める原因となった身体の使い方を修正して頂く事も症状改善には必要なポイントとなります。

症例1

患者

30代 男性

来院

2016年7月

症状

高校時代に腰椎椎間板ヘルニアと診断されて以来ずっと足のシビレと腰の痛みがある。
仕事では車の運転をする機会が多いので痛みが増悪する。
高校時代に医師には『姿勢が悪いのでヘルニアになった』と言われてからずっと背筋を伸ばす事を意識している。
症例1画像

治療内容

腰椎の過剰な前湾により腰の筋肉や骨盤周りの筋肉が緊張する事によってシビレが出ていると考え
過剰な前湾を起こしている原因である肩関節と肩甲骨を調整すると足のシビレは少し楽になる。
そこから腰痛を起こしている原因と見られる膝裏、梨状筋、腰方形筋などを調整すると足のシビレはなくなる。
最後に腰を反ると痛みが出ていたので大腰筋を調整すると腰がそれるようになった。
最後に呼吸の逃げをなくす呼吸法をお伝えして治療を終了した。

使用した整体

肩回し、胸郭、胸骨のロック解除、肩甲骨の調整、膝裏の導引、梨状筋の導引、腹部疎通法5番、大腰筋の導引

考察

いわゆる背筋を伸びた姿勢が身体に良いかというとそうでない場合は
多いです。この患者さんは背筋が悪いからヘルニアになったと医師に言われてから常に背筋を伸ばそうと
頑張っていたそうですが、常に背筋を伸ばした姿勢を取ると背中の筋肉は縮まって硬くなり、逆に腰痛の原因になる場合があります。
また呼吸が前に逃げやすくなるので全身の血行循環も悪くなる場合もあります。
本人にその事を伝え、身体にとって負担のない姿勢をお伝えすると納得して頂けました。