世の中の9割の人が勘違いしている深呼吸

こんにちは。

熊本県の鍼灸院 みちびき治療院の堀内です。

当院では治療や調整法を行う中で検査として深呼吸を行ってもらってます。

まがりなりにも何百人以上の患者さんの深呼吸を観察して思った事は、今まで見た全ての人が深呼吸が出来ていないという事です。

深呼吸は普段の呼吸の拡大版ですから深呼吸を見れば日常生活での息遣いのレベルが分かります。

今日は世の中のほとんどの人が身体に誤った認識をしている深呼吸について書いていきたいと思います。

深呼吸=身体の中心を通り全身を循環させる呼吸

皆さんが深呼吸と聞いて大抵思い浮かべるのはこの下の画像のような呼吸だと思います。

顔を上に突き出し、胸を張り、手を広げ、大きく息を吸うのを深呼吸だと認識していると思いますが、深呼吸という言葉と身体で起こっている作用から考えると深呼吸にはなっていないといわざるをえません。

深呼吸とは息を吸うと身体の中心を通って深く息が入り、吐くと入った息が出て行く呼吸です。

身体の中心で大きく息を吸えば前後左右に膨らみ、呼吸が全身を循環します。

これが本来の深呼吸です。

身体の中心で息を大きく吸うと胸やお腹も膨らみますが、背中側も同じように大きく膨らみ、背中の筋肉も広がっていきます(呼吸は基本的に息を吸うと身体は膨らみ、吐くと身体はしぼみます)。

しかし画像のような呼吸では前には膨らみますが、後ろ側である背中側は逆に縮んでいますので、背中側には呼吸が行き渡っていません。

背中が縮むという事は背中の筋肉の緊張が強くなりますので、このような呼吸を繰り替えてしていれば肩コリや腰痛などの不調の原因となります。

このような呼吸を大呼吸と呼びます。

大呼吸は動きが大きく、息を吸えますが、実際には身体の深い所で呼吸出来ておらず、浅い呼吸になっています。

本来の深呼吸が出来れば、息を大きく吸っても吐いてもほとんど身体が動く事なく呼吸する事が出来ます。

呼吸の動きを身体が邪魔しなければ、呼吸が全身を循環出来ますので2,3回深呼吸をやるだけで手足が暖かくなってきます。

あなたが息を大きく吸ったり、吐いたりしたときに
・顔が上を向く
・背中の筋肉が縮む
・両手が身体から離れる
・息を吐く時に顔が前に突き出てしまうなど
身体の動き(代償動作)が出てしまう場合、身体の中心を通れてない、緊張を助長する呼吸になっています。

このような呼吸を繰り返していれば背中側の筋肉が緊張して様々な不調を生み出す事は自明の理です。

呼吸の働きを邪魔しない環境を作る

では身体を動かさずに深呼吸をすれば良いかというと、意識するだけでは中々出来ません。

身体の緊張癖が強く、呼吸の動きを邪魔している場合、大きく息を吸おうとすると先程のような代償動作が起こったり、身体を動かなくても上手く息を大きく吸ったり吐いたりする事が出来ません。

まずは身体の緊張癖を改善させ、呼吸の動きを邪魔しない環境を作る必要があります。

体感覚を養うと情報に左右されなくなる

深呼吸のように身体に起こる作用を感じ取れればわかるような事でも何の疑いもなく信じてしまう人が圧倒的に多いと思います。

学校で言ってたから、テレビに出ている偉い先生が言ってたからと全て鵜呑みにしてしまうとかえって自分の身体を蝕んでしまう原因となります。

自分の身体の感覚を養っていくと頭ではなく身体で分かるようになり、自分で選択出来るようになります


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