不調が起こる、治らなくなってしまった理由

こんにちは。

みちびき治療院の堀内です。

今回のブログではなぜ体質改善を行う上で体感覚を磨く必要があるか書いていきたいと思います。

人間は動物の本能として身体の快、不快を感じ取り、良い方向に修正しようとする機能が元々存在します。

それを自然治癒力や自療機能などと呼びますが、この機能が充分に働いていれば不調を抱えるリスクはほとんどありませんし、たとえ抱えたとしても実は治療やケアをしなくても自然と治ります。

例えばギックリ腰などで歩けないような症状でも鍼灸や整体をやる事によって、この機能を元の状態に近づける事で症状は改善しますが、これはその人自身の機能を使わせて頂いているだけなので、治療する人が凄いのではありません。

問題はそのような症状を抱える事になってしまった身体にあると思います。

肩こりやギックリ腰などの症状を抱える前にはそこに至る過程が必ず存在します。

不快な感覚や身体が重さ、もっと前には微細な違和感が身体にサインとして出ていたはずです。

不調の芽となるそのような反応を感じ取り、自然に身体を修正させておけば不調は生まれづらくなります。

これが「身体の声を聞く」という事です。

よくギックリ腰で来院した患者さんで「昨日から急に痛くなった」と言われる人がいますが、その症状は様々な身体の声を感じ取る事が出来なかった結果として症状に出てきているので、昨日から始まった訳ではありません。

痛みという強烈な身体のサインが出るまで気づけない身体になってしまっている事が問題だと思います。

痛みや不調は、もっと前の段階で気づいていればそのリスクは抱える事はありません。

一つ一つの不調を治すのではなく、不調が現われる前に修正する能力こそ本質であり、根本であると考えています。

これを意識的ではなく、無意識の中で出来てしまう機能が人間誰しもに備わっています。

思考優位な生活が身体の感覚を狂わせる

ではなぜ本来備わっているはずのこの機能が働かない状態になっているのでしょうか。

それは人間が思考優位、頭優位な生活を送っている事に他ならないです。

日々の忙しさやストレスによって、呼吸が止まり、力みの多い生活を送ると思考のノイズが大きくなり、身体の反応を感じ取れなくなります。

思考のノイズは身体の緊張や力みを改善させていくと小さくなり、身体の微細な反応を感じ取れるようになります。

この微細な反応を感じ取るというのは、その部分に神経質にアンテナを張っているのではなく、自然と入ってくる感覚です。

先日の呼吸・整体勉強会の中でズレを起こすワークを体験しましたが、ほんの数ミリ足の裏を人にずらしてもらっただけで凄く違和感を感じ、元の位置に戻したくなりました。

思考のノイズが小さくなるとミリ単位のズレまで感じ取れるようになります。

このミリ単位のズレを感じ取れなくなった先にギックリ腰や慢性的な肩こりなどの不調が存在します。

劇的に症状が良くなる=劇的な身体になってしまっている

不調を抱えている場合、どうしてもその部分の変化に対して一喜一憂してしまうと思いますが、そのような人間本来の機能が低下しているという問題を私はないがしろには出来ないと思っています。

劇的に症状が改善する背景には、必ず劇的に体感覚が低下してしまっている身体があるという事です。

もちろん整体や鍼灸によって症状を改善させる事は素晴らしい事ですが、身体の感覚を磨く事とは別問題だと考えています。

定期的にギックリ腰になる、慢性的な症状を抱えてしまう身体のままでは、もっと重大な大病を抱えてしまうリスクは確実に高くなります。

身体感覚を磨き、自分の身体の声を汲み取り、修正出来るようになると不調の芽は出なくなり、大病を未然に防ぐ事が出来ます。

身体の声を汲み取れるようになる為には、体感を伴った身体の気づきを増やす事が重要になってきます。

当院では身体の気づきを増やす為のエッセンスを提供していきます。


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