人間には不調を治す力が「既に」ある

鍼灸師や整体師など専門家の人でも忘れがちな事だと思いますが、基本的に人間には傷や不調を治す力(自然治癒力)がすでに備わっています。

どんなに歩けない程の怪我でも日が経てば元に戻るように、立っただけで激しく痛むギックリ腰も、寝ていても激痛がするような五十肩でも、その人自身の自然治癒力が充分に発揮できていれば自然と症状は治りますが、何年経っても治らず、慢性的になっている場合、この自然治癒力が充分に発揮されない身体の状態になっています。

その自然治癒力が充分に発揮出来ていない状態とは、力みの強い、滞りやすい身体の状態です。

自然治癒力を発揮させるのも自分、働きを阻害しているのもその人自身です。

整体や鍼灸は自然治癒力を高めるのではなく、身体の緊張を緩和させ、元の充分に発揮できる状態で戻す事で、その人自身が症状を治す環境を作る手助けを行うのが目的だと考えています。

私自身こうゆう考え方なので、どんなに患者さんの症状が良くなったとしても、鍼が凄いとか、整体が凄いとか、ましてや自分の技術が凄いとかとは1mmも思いません。

あるのは、その人の自然治癒力に対する感謝の気持ちだけです。

逆にその人が望んだ結果が得られなかった時は、その人の自然治癒力を発揮できる方向に導けなかった事を反省し、次に生かすようにしています。

人間には不調を治す力が「既に」ある、その力を引き出す手助けをする事こそ私の役目だと思っています。


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