ギックリ腰は脳が危機的状況だと「勘違い」をして起こる

当院にはギックリ腰の症状で来院する人もいますが、その人達の特徴として背中を縮め、腰と背中の筋肉を動かさないように守っています。

人間は防衛本能として身体が痛みによって危機的状況に陥っていると判断するとその部分の動かさないように硬める習性がありますが、はたして本当に身体は危険な状態に陥っているのでしょうか。

今まで何人ものギックリ腰の症状の患者さんを見てきましたが、患部の状態と身体に出ている症状がリンクしていない人がほとんどです。

歩く事もままならず、仰向けに寝る事も出来ないような症状でも、痛みの出ている部分は腫れてもいなければ、肌が赤くもなっておらず、熱も持っていない状態の人が圧倒的に多いです。

もちろん本当に腰の筋肉を傷めてしまう場合もありますが、私が何百人単位で見てきた人にはそのような人はいませんでした。

つまり、ギックリ腰のほとんどは筋肉を傷めていなくても「傷ついてしまった」と脳が勘違いを起こし、筋肉を硬めてしまう事が原因であると言う事です。

患部を硬めるという事は筋肉を縮め、緊張させるという事なので、血流を阻害し、滞りやすくなります。

その滞りが出来ると痛みが取れるどころか、かえって悪化します。

例え何かの拍子に腰をピキッと痛めたとしても筋肉を硬めず、緊張させなければ症状は悪化せず、早く治ります。

問題は痛めた事ではなく、脳が危機的状態にあると勘違いしてしまっている事にあると考えています。

鍼灸や整体を行うと施術前は歩く事もままならない状態だった人が、施術直後に痛みなく歩けるようになるのは、鍼灸や整体によって脳に危機的状態で「動けない」と勘違いしてしまっているのが「動ける」状態になり、滞りがとれるからです。

患部に炎症は起きてませんので、緊張して滞っている状態が改善させると症状は素早く良い方向に向かいます。

身体にゆとりがあるとギックリ腰は起こらない

ギックリ腰や突発的な痛みを頻繁に起こす人の共通点は、力んでいる、呼吸が止まりやすい身体の状態になっています。

ゴム風船で例えるとギックリ腰を起こす人は、風船の中の空気がパンパンに膨れ上がり、ゴムが張り詰めている状態になっています。

このような状態で生活するとちょっとした刺激でも身体を痛めやすくなります。

身体の力みをなくし、呼吸が落ち着くと身体にはゆとりが出来ますので、身体を痛めるリスクは少なくなります。

当院では症状を改善させる事はもちろん、症状を起こさない身体になる事を目指しております。


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