施術者は自分の身体を本当に治す事が出来ないのか

久しぶりの投稿になりました。

この前、患者さんとお話しを聞いたのですが、以前通っていた整体院の先生に「人を治す事は出来るが、自分の身体を治す事が出来ない」と言われたそうです。

この手の話しはよく聞きますが、果たして本当にそうなのでしょうか。

患者さんにも「先生は一日中人の施術をしていて、身体は疲れないんですか?」を聞かれますが、今は施術を一日何人施術してもそんなに疲れないですし、身体に不調が現われる事もほとんどありません。

私がまだ30歳と若いから疲れてないだけだと思われる方もいると思いますが、2,3年前までは坐骨神経痛やアレルギー性鼻炎、ムチウチの後遺症などに悩まされ、毎日倦怠感を感じていたので、多分そうではないと思います。

呼吸・整体を学ぶようになってから様々な不調は楽になりましたが、それと同時に身体の使い方も変化し、施術に行っても疲れなくなりました。

施術者が疲れない事は患者さんにも良い影響を与えます。

施術する人が疲れていたり、力んでいたりしているとその力みが患者さんに細胞レベルで伝わり、緊張を誘発します。

ものすごく緊張していたり、イライラしている人の近くにいると緊張しやすくなるのと同じで整体に関しても、鍼灸に関してもいかに自分自身の緊張を少なくするかが、施術の効果に影響します。

私自身、整体や鍼灸の技術に関してのアップデートはこの一年間ほとんど行っていませんが、一年前に比べて確実に効果を体感していただけるようになりました。

これは、身体の使い方や力みが少なくなった事が関係していると思います。

私は極度の力み体質でしたが、無駄な力みがなくなった事で昔と同じように施術を行っても、患者さんの反応が明らかに違います。

確かに新しい技術を学ぶ事も必要ですが、それと同じくらい、その技術を常に一定のレベルで扱える自分でいる事は大事だと思っています。

また一定でレベルで自分を扱えるようになると身体への負担も少なくなり、不調を抱えづらくなります。

患者さんの為に身を粉にして施術する事を否定したい訳ではありませんが、私としては「同じ症状で悩んでいる」先生よりも「同じ症状で悩んでいたが、これこれこうやっていく中で身体が楽になりましたよ」と良い方向へ導いてくれる先生に施術を受けたいですし、自分自身もそうでありたいと思っています。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です